★★ 香港電脳市場めぐり 電脳市場の場所 香港から帰ってきました。香港の電脳市場について何回か書きたいと思います。 まず電脳市場がどこにあるか・・・。その前に足となる地下鉄の駅について 書きます。 至ワンチャイ シャムスイポ プリンスエドワード モンコック ジョルダン チムチャイツ 至セントラル <-------[]--------[]-----------[]-------[]--------[]---------> 黄金電脳 モンコック電脳中心 亜細亜電脳市場 購物中心 九龍半島<===|==>香港島 香港ツアーとなると、九龍半島の南端のチムシャツイ近くが多いでしょう。 ここには亜細亜電脳広場(先の市場は間違い)があるはずなのですが、見あたり ませんでした。らしき建物に入ってみると1、2の店はあったのですが、他に あったはずの店は、中国語で「出ていった」らしき漢字の張り紙がしてあって もぬけの空です。ホテルにも近かったのですが、探索もしませんでした。 電脳市場のメッカ(のはず)の黄金電脳購物中心は、九龍半島の少し北の シャムスイポで降ります。アルファベットで示された出口には、街のどこに 出るかが書かれていますので、「高登電脳中心」を探します。そこからでると 高登電脳中心の看板が見える交差点に出て、左向こうの建物が「黄金電脳購物中心」 です。ここは名古屋のアメ横ビルのように上層はアパート、地下が目的の電脳市場、 その上が雑貨などを売っています。地下に入ると、何やらカウンターの上にリスト を置いたソフト屋さんが目立ちます。店頭に並べているソフトはほとんどがゲーム でマニュアル(カラーコピーの複製)付きでビニルでパックされたコピーソフトで す。またCD−ROMも多く正規のものは日本よりも値段が高めですが、やはり複 製品が多いです。特に目に付いたものは、最近どこかのパソコン雑誌で台湾の複製 CD−ROMを紹介されていた物とまったく同じ物で、パッケージのラベルこそは ちがうものの中身は日本のアダルト物のコピーです。また先ほどのリストにはいろ いろなソフトの乗っており、1枚あたりHK$15(日本円で210円)でコピー していました。それも注文すると裏でこっそりやってくれて、警察の突発的な 取り締まりにそなえて、コピー品の現品を作らないようにしているようです( ゲームのコピー品は大丈夫なのかな?)。コピー天国の香港はまだまだ健在なり!! ここではコピーソフト屋さんがたいへん多くて、以前のようにハードや小物を 売っている店の割合が減少しています。 そして知らなかったのが、モンコック電脳中心(電脳広場だったか?)。ここは モンコック駅を「女人街」の表示が見える出口を出て、最初の交差点を左に折れて 次の交差点の左右が女人街の通りです。そこを横切って少し行くと右に建物がありま す。以外と小さいので見落としそうです。ここは過去にあった話は聞いたことがなく、 たまたま通りかがって見つけました。ここはハードが中心で、あらゆるPC− AT互換機のパーツや組み合わせた本体などを売っています。ハードを買う人は 必ずのぞいたほうがいいでしょう。 そして、私はこの黄金・・とモンコック・・の2つの市場で、PC−AT互換機、ディス プレィや各種ボードを買ってきました(重かった!!)。AT互換機にはあっと驚く サービス品(?)がついてきました。それは・・・・、詳細は後のお楽しみに!! DE JR3ROC ★★ 香港電脳市場めぐり 香港マシン購入 香港の電脳市場での店頭に行くと、それぞれの店で組み合わせたお買い得セット のチラシが店頭に置いてあります。 大抵の店ではDX2 66MHzの物が多いようで、PENTIUMマシンはボツボツ、 DX4マシンは以外と少ないようです。 例を上げると、以下のものがHK$9000(¥12万)を切っています。 DX2 66、VL−BUS、4MB RAM、256KB CACHE、 IDE420MB HDD、1.2MB FDD、1.44MB FDD、 VLB IDE CARD、POWER SUPPLY、VLB 5428 VIDEO CARD MINITOWER or DESKTOP CASE、101KEY(CHINESE or ENGLISH)、MOUSE、 14inch SVGA MONITER マルチメディアセットとして、上記のセットに、CD−ROM、サウンドカード、 スピーカー、おまけCD−ROMなどがついたセットがHK$11000弱(¥15万 )でありました。 さらに、PCI PENTIUM 60MHzでHK$1600弱(¥22万)。これは PCIのビデオカードやPCIのSCSIカードで、HDDはもちろん540MBの SCSIです。66MHzになるとHK$1000(¥1.4万)のアップ。 90MHzともなるとHK$22000(¥30万)と高めの値段になってしまい ます。 私は黄金電脳購物中心の”WINTOP”という店で、安くて美味しそうなボード 類の値段を店員に聞いていたところ、「あなたのお好みの組み合わせは?」と聞いてく るのでついつい話に乗ってしまいました。結局、お手頃なDX2 66MBのマルチメ ディアセットに、メモリーを16MB(+HK$3000、¥4万ほど)に増やして注 文してしまいました。店員は「ATI MACH 32のビデオカードに変更したほう がいいよ」とすすめます。「5428のビデオカードだと1MBなので1024*76 8では256色しかでないけど、ATIは2MBのRAMなので高解像度でもフルカラ ーや64K色出るし、何と言っても早いよ」と。値段も以外と高かったし、日本語WINDO WSに対応していないデバイスドライバしかついていないので不安なのでやめました。標 準のビデオカードのデバイスドライバが日本語に対応していない場合、日本に帰ってか らIOデータのVLBの5434のビデオカードが安くて高性能なので交換しようとい う考えもあったのです。支払いはもちろんクレジットカードで(3%余計にかかる)。 なおキーボードはおもしろそうなので中文(中国語)にしました。これは日本語キーボ ードのカナ文字が書かれているところに中国語(漢字)の部首のようなものが書かれて おり、使用にはまったく支障がありません(僕はローマ字入力しかしないもん)。 日本でもDOS/V店が増えてきたので当たり前になってきましたが、このように 組み合わせを決めて注文してから、注文通りの組立をしてくれます。この日は夕方だっ たので、出来上がりは明日の昼頃になるということでした。 さて、次の日、夕方取りに行きました。本体はできあがっているのですが、 その他の付属品などがまとまっていません。とりあえず「本体のチェックをするから 見てくれ」というので動作を確認することにしました。どのように動作チェックを するのかと思ったら、私のマシンには、英語DOS、英語WINDOWS、英語 MS−WORD、中文WINDOWS、中文エクセル、AUTO−CAD、ゲーム、 その他有名どころのソフトが420MBのHDDの中にぎっしり詰まっているではあ りませんか。たぶん他のマシンにこのようなソフトがインストールしてあって、それを そのままコピーしてあるのでしょう。初めて見た中文WINDOWSには感動してしま いました。BIOSのチェック、各種ソフトの動作チェックを一通りして一安心。次に ディスプレィも箱から出しての動作もチェックしました。本体は専用の段ボール(ちゃ んと発砲スチロールの緩衝材もある)に入れてもらい、持ち運べるように紐を付けても らいました。ディスプレィも同じく。そうそうキーボード、マウスも出してもらい荷物 はそろいました(つもり)。 本体だけならともかくディスプレィもいっしょだと運搬が大変です。今回は2人で 来ていたので、店からすぐの地下鉄に乗り込み、ホテルの近くの地下鉄で降りました。 ホテルに近いと言っても相当あるので、地下鉄を出たところにあった鞄屋さんで HK$90の折り畳みのカートを買って2つの荷物を運びました。さすがにカートは 楽ちんです。 ホテルについて、荷物を整理していて、ふと買った店のチラシを見ていたら、 スピーカーやオマケCD−ROMももらえるはずなのに気が付きました。 もう一度地下鉄に乗って取りに行くと、「あーわすれてたー」という感じですぐに 渡してくれました。言わなければ渡さなかったのかな? 店員は「わからないことが あったらFAXでもくれ」と言っていました。 さてさて、何とかそろったところでホテルまで運ぶのに苦労したけど後はどうなる だろうと不安になってきました。次の日は現地の旅行社が帰りの空港までバスで送って くれて、このときはホテルから空港のカウンターまで運んでくれたので楽でした。 本体だけならいざしらずとディスプレィもあるとさすがに機内は無理なので、コンピ ュータで壊れやすいということを告げて”FRAGILE”のステッカーを張って預けて運ん でもらうことにしました。荷物の重さが何Kgだったかを越えた分については いくらかを料金を取られるようですが、少なくとも二人分として30Kgぐらいの 荷物だったので大丈夫でした。 さて大阪についてターンテーブルから荷物が出てきて、税関のゲートです。 やはり中身を聞かれ「コンピュータです」と答えると、「いくらでしたか?」と聞かれ たので「HK$10000ぐらいだった」と答えました。購入したものが20万円を 越えると課税対象になるようですが、コンピュータ関係は20万円を越えようが 非課税なのですが(少なくとも4年ほど前まではそうだった。今は消費税が取られ る?)、なぜか過小評価をしてしまいました。 さて国際線降り場からバス乗り場までは結構あります。それはカートを使えばいいの ですが、新大阪駅は階段が多くて折り畳みのカートが使えず難儀しました。さて米原駅 でも階段ばかり。ここもカートが思うように使えません。後は米原で自家用車に積み込 んで家まで。 もし、香港でコンピュータを買おうと言う人は、本体のみにしたほうがいいでしょ う。デスクトップやミニタワーのサイズのコンピュータなら梱包材を含めてもカート を使わなくてもその他の荷物を含めても運搬できます。 ということで、このマシンはセカンドマシンとして日本語DOSや日本語WINDO WSが走っています。(インストールはも苦労・・・・それは後のお話・・) DE JR3ROC ★★ 香港電脳市場めぐり 香港マシンの動作 香港から持ち帰った香港マシン、さっそく梱包を解いて、本体、ディスプレィ、 キーボード、マウスを接続し、動作確認を始めました。 Award BIOSのオープニングメッセージで各チェックが終わり、いよいろHDDから 英語DOSが立ち上がりました。chkdskコマンドでHDDの異常がないか、最初か らHDDに入れられていた各プログラムを動作などを確認しました。香港から持って帰 る間の様々なショックでも大丈夫でした。 PC98では、FDDから立ち上げるとFDDがAドライブ、HDDから立ち上げる とHDDがAドライブのように、各ドライブ装置のドライブ番号が変わってしまいま す。IBM互換機ではHDDやFDDどちらから立ち上げようと、AとBがFDD、 C(以降)がHDDと固定されているので、頭が混乱しません。 今回のマシンではAが5インチFDD、Bが3.5インチFDD、Cが420MB HDD、DがCD−ROMとなっていました。それを3.5インチFDDをA、5イ ンチFDDをBドライブに、香港で別に¥20000ほどで買ってきた420MBを 追加してC、最初から入っていた420MBをDドライブになるように、BIOS設定 し、本体内部のケーブルを接続しなおしました。 追加したHDDから立ち上がるように、DOSのシステムディスクを作り、FDIS KやFORMATコマンドでフォーマットしてました。そのHDDを以前からあるPENTIUM マシンに接続し、そのマシンのHDDの中身をごっそり移してきました。このHDDを 今回の香港マシンに接続すれば、最初からのインストールし直す手間が省けるという 訳です。(DOS6以降に付いているMAXLINKのようなINTERLINKを使う手もあったが、 本体同士を接続するケーブルが作っていなかったので今回はパス) このままでうまく日本語DOS/Vが立ち上がるようになりました。まず、CONFIG.SY SやAUTOEXEC.BATをこのマシンにあうよう変更します。サウンドカード(サウンドブラ スタ互換?)のCD−ROMインターフェースに接続されているCD−ROMは以前からあるマ シンと同じ物で、デバイスドライバなどを組み直さなくてもそのまま動作しました。後 にドライブ装置を付け足すときにCD−ROMのドライブ番号が変わってしまうのは面 倒なので、最初からAUTOEXEC.BATでMSCDEX.EXEを組み込むときに番号を”R”に指定し てやりました。サウンドブラスタ用の設定が指定してあったところも削除しました。ま た、キーボードは101キーなので106キーの設定のままではキートップの文字と 実際に打ち込まれる文字とが異なってしまうので、AUTOEXEC.BAT中にKEYBコマンドで 指定してやりました。これで日本語のDOSソフト、ゲーム、英語のソフトなどがうま く動作することが確認できました。 今度は日本語WINDOWS関係の設定です。 まずDOSでWINDOWSディレクトリに入ってSETUPコマンドで、ディスプレィの設定を VGAに、キーボードを101にしました。日本語WINDOWSは、サウンドブラス タのドライバが組み込まれたままなので、組み込まれているハードとは違う旨のメッセ ージが出ますが、無視して立ち上げます。 取りあえず立ち上がったWINDOWSで、メイングループのwindowsセットアップを選んで 基本ハードウェアの変更です。5428のビデオカードに付いてきたFDからドライバ を組み込みます。各解像度や各表示色を選ぶごとに、ドライバのFDやWINDOWSのFD を入れるように指示が出ます。繰り返し必要なものをすべて組み込んでしまいます。ド ライバ自体は英語WINDOWS用ですが、日本語WINDOWSでも、640*480はフルカラーまで、80 0*600は6万色、1024*768は256色、(1280*1024では16色出るがディスプレィには 表示能力がないので組み込まなかった)と文字化けもなくうまく表示されました。 通常は1024*768の256色で使うことにしました。セットになっていた14インチS VGAディスプレィは高品質ではなく、この表示モードではインターレースモードでしか表示され ないものの、思ったよりは表示してくれます。 次はサウンドカードのドライバの組み込みで、不要なサウンドブラスタ関係のドライ バを削除し、メイングループのコントロールパネルのドライバで新たにサウンドやFM シンセサイザーのドライバを組み込みます。WINDOWS用のサウンド関係のユーティリテ ィを組み込もうとするのですが、持っていない英語WINDOWSのFDを挿入するようにメ ッセージが出て組み込むのに苦労させられました。何とかうまく行ったところで、MIDI マッパーのマップチャンネルの設定しましたが、サウンドカードはサウンドブラスタ互 換とは言ってもモノラルでしかも発音数が少ないようで貧弱めの音楽しかなりません。 PCM音源は16ビットに対応しているのに、今のところ8ビットでしか使えていない ような(?)。問題はサウンドカードのMPU(MIDIインターフェース)部です。サウンドブラ スタ用のMIDIケーブルでローランドのGS音源につないだままで立ち上げると、DOS はもちろんWINDOWSでもMPU部を認識しません。ケーブルを接続しないで電源 を入れて立ち上げ、その後ケーブルを接続するとDOSやWINDOWSでもMPUを 認識するのです。しかしそのときでもGS音源から出る音楽は若干おかしな感じに聞こ えるところがあるのです。MPUが認識されていないときでもMIDIケーブルから分岐し ているジョイスティックにはまったく問題がないのです。サウンドカード関係の問題点 は英語のマニュアルを詳しく読めば解決するのでしょうけど、読み手の私の方に問題が あるので解決は後になりそうな・・。本物のサウンドブラスタだと問題もないのに・・ これで若干の問題はあるものの、もう以前からあるPENTIUMとほとんど同じ環境で動作 するようになりました。 ところが大きな問題があることに気が付きました。このマシンの電源は220Vと 115Vの切り替えがあって、115Vにしてあります。日本で売っている多くの DOS/V機の電源も115V入力で日本の100Vでも使えるはずなのですが、この 香港マシンは暑い最中のクーラーが入ったり切れたりする瞬間に商用電源の電圧が下が ることによって本体がリセットされてしまうことが何回か生じました。私の部屋で最大 使ったときの電圧をデジタルテスターで計ると最低91Vまで下がることがあります。 Pentiumマシンのほうは電源を115Vに切り替えてあるにも関わらず大丈夫なのに、 このマシンの電源はマージンが少ないようです。しかたないので、昔普通のTVをRG Bディスプレィに改造する時に使ったセパレートトランスを使い、100V入力で11 5Vほどが出力されるようにトランスのタップの選んで、入出力用の電源プラグやコン セントを付けた昇圧トランスを作ってしまいました。電源電圧の問題はこれで解消で す。 ほとんど問題なく動作するようになったところで、ここで速度の動作比較をします。 (すべてDOSのベンチマーク) 香港マシン(DX2-66) Pentium66 Norton utility6 (PC-XT4.77MHz比) 144.1 211.4 CPUBENCH (初代PC98比) 86.37 132.88 3DBENCH (VGAベンチマーク) 45.4 66.6 DOSでゲームの”DOOM”はさすがに香港マシンでは若干ぎこちなくなるものの 他は使用感の差はそれほど大きくは感じられません。WINDOWSでもPENTIUMと比 較すると若干遅いもののほとんどストレスなく動作してくれました。 de JR3ROC ★★ 香港電脳市場めぐり FAX/MODEM 香港で買ってきたものには、前回までに紹介した香港デスクトップマシン、ディス プレィ以外に、IDE420MB(¥20000ほど)、PCI SCSIインターフ ェースカード、イーサーネット・ボードNE2000互換10base-T/10base-2(¥45 00ほど)、そして14.4KbpsのFAX/MODEMカードがHK$730(1万円)です。420M BのHDDは買ってきた香港マシンの2台目のHDDとして活躍中で、SCSIインタ ーフェースカードは未だに動作させていませんが以前から持っているPENTIUM機 用です(動作リポートは後日)。 今回はFAX/MODEMの動作リポートです。 FAX/MODEMカードを選んだ理由は、デスクトップ機に大抵最初から備わって いるCOM1(実際はマウス用)やCOM2を生かしたまま、COM3かCOM4に 割り振ることができてCOMポートを増やすことができるからです。しかしサウンドカ ードを内蔵しているコンピュータですと、新たなCOMポートにIRQ(割り込み、 PC98でいうところのINT))の空きがありません。今回の香港マシンに内蔵され ていた怪しげなサウンドボード(サウンドブラスタ互換?)のMIDI/GAMEポー トはMIDI側の動作が芳しくないので、外部のMIDI機器の接続はあきらめまし た。そのためMIDIで使用されていたIRQ5を不幸中の幸いと言おうかFAX/ MODEMに割り当てすることができました。ポートはCOM3としました。 まず最初にすでにインストールしてあったEasyFaxでFAXの送信テストを やってみました。特にコマンドを設定しなくてもうまく相手にうまく送信されました。 後日相手からきれいに送られてきたというレポートももらいました。 さて実際に秀TERMでターミナルとして使おうとすると、英文のマニュアルに書い てあるにも関わらず使えないコマンドやセットできないレジスタなどがあります。受け 付けるコマンドなどを取りあえずセットして蔵ネットの高速モデムにアクセスします。 やはり9600BPSは早い! しかし、エラー訂正や圧縮プロトコル(V.42bisやM NP5)でコネクトできていないのに気が付きました。そういえば受け付けないコマン ドやレジスタはエラー訂正や圧縮プロトコル関係のものばかりです。 念のためにFAX/MODEM付属のBitCom for Windowsでいうソフトをインストー ルして、今まで動作しなかったエラー訂正や圧縮プロトコルモードをソフト側で設定し てやると・・・あれ・・うまく思い通りのモードでコネクトできてしまいました。(このソ フトは日本語表示ができないことはないが対応していないため実用にならない) マニュアルとは別に薄っぺらい紙一枚に簡単なセットアップ方法が書いてあった のですが、それをろくに見ていなかったのでじっくり読むと(もちろん英語)・・ マニュアル以後のアップデートされた情報が書いてあって、このモデムはRockwell ATI チップセットを使っていて、Rockwell's RPIをサポートしていないターミナルソフトで はノーマルのコネクションしかできないようになったと書かれているではありません か。つまり秀TERMのような通常のターミナルソフトでは、エラー訂正や圧縮プロト コルが使えないのです。どうりで受け付けないコマンドがあるわけです。 Rockwell's PRIとはいったいどのようなものか? 通常のターミナルソフトでいろ いろ悪あがきをしましたが、やはりだけでした。Rockwell's PRIについて情報お持ち の方、そしてそれをサポートしている日本語が使えるソフトをご存じの方おられました ら是非ご教授願えないでしょうか。 いずれにしても、普段使用しているターミナルソフトでは使えないプロトコルが あるものの、香港MODEMは本格的使用に入りました。 de JR3ROC *PCI SCSIカードは、近日中に日本で買ったPentiumマシンに入れて動作 させますが、報告は後日します。マニュアルがなかったので、ジャンパーピンの 設定がわからず(店員はデフォルトの設定で大丈夫とは言っていたが)、香港の店 にFAXで問い合わる必要が出てくるかもしれません。有線のパソコン通信で香港 の話をしていたら、私が買った同じ香港の店で買ったことがある人がいて、質問を FAXで問い合わせたらちゃんと返事が来た ということでした。 後日動作報告します。 *イーサーネットボードを買ってきたのは、今回の香港マシンを家にあるコンピュー タへLANで接続するためです。ほとんど使用することもなくなったPC98をサー バーに、日本で買ったPeitiumマシンと香港マシンをクライアントとして動作させる ために、それぞれイーサーネットボードを用意しています。ネットウェアをインスト ールすれば、家庭内乱! いや違った、家庭内LANとなるのです。 詳細は、後日報告することになるでしょう。 de JR3ROC
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